長友が大半の時間でエースキラーぶり発揮も… “30分間の仕事”でスソと差、伊紙評価で明暗

大半の時間でスソを抑えた長友だが、最終的に仕事を許したことが減点材料に

 インテルの日本代表DF長友佑都は、15日のACミランとのミラノダービーでリーグ戦10試合ぶりの先発出場を果たした。ミランのウインガー、スソ対策として抜擢された長友は90分間の大半でエースキラーぶりを発揮しながらも、最終的に2得点を演出されてしまったことから、イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は長友とスソの評価に明暗くっきりとつけている。

 ガゼッタ紙は長友にやや低い「5.5点」という評価だった。

「スソに何回か攻撃に飛び出されて、苦境は明白だった。攻撃参加に出ようとしていたが、大きな成果はなかった」

 寸評では長友のプレーぶりをさほど評価していなかった。インテルが2-0でリードした後半38分、スソは左足のキックフェイントで長友を釘付けにすると、縦に突破。そこからの右足クロスを攻撃参加したDFアレッシオ・ロマニョーリが押し込み、逆襲のアシストを記録した。後半アディショナルタイムにもCKから奇跡的な同点弾を演出するなど、チームのドローに貢献している。エースキラーぶりを随所に披露した長友だが、スソに最終的に仕事を許したことが減点材料になってしまったようだ。

 

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