バルサ監督、スケープゴートにされるMFを擁護 「特定の選手に責任をかぶせるのは可哀そう」

批判の矛先となっているMFアンドレ・ゴメス “持っていない男”扱いも

 バルセロナは現地時間11日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ユベントスとの第1戦に臨む。その前日記者会見に臨んだルイス・エンリケ監督は、今季新加入しながらもスケープゴートにされているMFアンドレ・ゴメスを擁護したとスペイン紙「マルカ」が伝えている。

 パリ・サンジェルマンとのCL決勝16強第1戦でバルサは0-4と大敗を喫しながらも、第2戦で6-1とサッカー史に残る大逆転劇を完遂した。しかしその一方で3連覇を目指すリーガ・エスパニョーラでは勝ち点を取りこぼす試合が度々あり、ユベントス戦前に行われたリーガ第31節マラガ戦も0-2で敗れた。

 このなかで批判の矛先となっているのがMFアンドレ・ゴメスだ。マラガ戦でも中盤で先発出場したものの結果を残せず、各メディアから“持っていない男”扱いをされている。

 その状況を見かねたのか、ルイス・エンリケ監督は「私の見立てだが、特定の1人、2人の選手に敗戦の責任をかぶせるのは悲しく、そして可哀そうなことだと思う。フットボールはチームスポーツであって、これは私には不公平に映ってしまう」と話すと同時に「アンドレ・ゴメスはブスケツの代わりをできる」と、アンカーのレギュラーであるMFセルヒオ・ブスケツと同等のプレーができると主張した。

 

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