二冠狙うレアルCB陣に緊急事態 ペペが肋骨を骨折、今季絶望の可能性も

アトレチコとのダービーマッチで先制弾も後半22分に負傷交代

 レアル・マドリードのポルトガル代表DFペペは、8日のアトレチコ・マドリードとの“マドリード・ダービー”で試合中に負傷交代していたが、その怪我が肋骨の骨折であることがクラブから発表された。

メッシ、C・ロナウド、ポグバら世界最高峰のプレーをチェック! スポナビライブでプレミア&リーガ全試合ライブ配信中【PR

 ペペは後半7分に先制ゴールを挙げてレアルの勝利を引き寄せたかに見えたが、味方選手との接触で同22分に負傷交代となった。その後、チームはアトレチコのエースであるフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンに同点弾を決められ引き分けに持ち込まれている。

 その後、レアルは「ペペに行った検査の後、第七及び第八左肋骨の骨折と診断された」との声明を発表した。今季絶望の可能性が高まる重傷であることが明らかになっている。

 今季限りの契約満了による退団が濃厚とされているペペは、このマドリード・ダービーがレアルでのラストゲームになってしまうかもしれない。レアルは今後リーグ戦の優勝争いだけでなく、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でドイツ王者バイエルン・ミュンヘンとの一戦も控えている。

 レアルはすでにDFラファエル・ヴァランがハムストリングの故障で離脱中で、それに加えてペペも失うことに。リーガとCLのタイトル争いの佳境を迎えるなかで、センターバックの台所事情は苦しくなった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング