ビッグクラブがレスター守護神を巡って争奪戦 ユナイテッドやアーセナルも獲得レースに参戦

昨季優勝の原動力となったGKシュマイケル、かつて父が所属のユナイテッド移籍も

 昨季のプレミアリーグ制覇を支えた“ミラクル・レスター”の守護神を巡って、ビッグクラブが争奪戦を繰り広げているようだ。日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティのデンマーク代表GKカスパー・シュマイケルに浮上した去就話を英紙「レスター・マーキュリー」が報じている。

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 世界的な名GKとして活躍したピーター・シュマイケル氏を父に持つカスパーは、チャンピオンシップ(2部相当)に在籍していたレスターへ2011年に加入。レギュラーの座をつかむと、現在浦和レッズでプレーするMF阿部勇樹とも共闘し、現在に至る。“奇跡”と呼ばれたレスターのプレミアリーグ制覇の原動力となった守護神に対して、多くのクラブが来季補強に向けて熱視線を送っているという。

 同紙によると、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、エバートンの3クラブがすでに争奪戦の準備に入っている模様だ。「移籍金は決して安くない」という状況のため、マネーゲームに発展する可能性が少なからずあるとしている。

 今季はUEFAチャンピオンズリーグ16強のセビージャ戦で、2戦連続PKストップの驚異的なビッグセーブを見せて準々決勝進出を引き寄せた。かつてマンチェスター・シティではレギュラーをつかめなかったカスパーだが、来季は父も所属したユナイテッドでプレーすることになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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