「007は英国の象徴なのに…」

「ジェームズ・ボンドがリバプールファンとして登場することは絶対に恥ずべきダメなことだ…007は英国を象徴するものであり、一つのクラブに依存する存在ではない。多くのクラブのものだ」

「ジェームズ・ボンドは架空の人物だと指摘してくる人々には同意できない。世界的なアイコンは趣味の領域に留まらない」

「私にゴールドフィンガー（映画『007』シリーズの第3作目）の話をしてほしいのか？　そうじゃないだろう、Mr.ボンド…私はリバプールのテクニカルエリアに侵入するくらいのことを期待しているんだよ…」

「多くの人は私に賛同しないだろう。イアン・フレミング（007の作者）はジェームズ・ボンドを生み出した。しかし、彼は決してボンドをリバプールファンにはさせない。そして、ダニエル・クレイグは、ジェームズ・ボンドなんだ」

　パイリー氏は長年に渡りジェームズ・ボンド役を務めるダニエル・クレイグ氏が、リバプールサポーターとして観戦することが受け入れられない旨を、何度もツイートを発信して熱弁した。それは他ならぬパイリー氏が、熱狂的なジェームズ・ボンドファンであるが故なのかもしれない。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images