プレミア3年間で故障離脱が一度もなかったマタが手術

　マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表MFフアン・マタが鼠蹊部の手術を受けたとクラブが発表した。小柄な司令塔は今季絶望危機に直面していることが明らかになった。

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　「フアンはグロインの手術を受けました。復帰の見込みについては回復次第」とユナイテッドは声明を発表。マタはこれまで鉄人ぶりを披露していた。フィジカルコンタクトの厳しいプレミアリーグで3年間一度も故障を理由に離脱していなかった。今季6得点3アシストと活躍していたが、3月30日に股関節の手術に踏み切ったという。

　地元紙マンチェスター・イブニング・スタンダードによると、「マタは今季中の復帰を希望しているが、数週間の離脱が余儀無くされる」とレポート。今季中の復帰が間に合わない危険性もあるという。

　ユナイテッドはイングランド代表DFフィル・ジョーンズ、クリス・スモーリング、フランス代表MFポール・ポグバがいずれも故障で離脱。1日のウェストブロムウィッチ戦ではFWズラタン・イブラヒモビッチ、MFアンデル・エレーラが出場停止で、実力者の大量離脱という危機的な状況に直面している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images