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勝敗分けたビデオ判定、スペインがフランスに2-0勝利 英メディア「ビデオテクノロジーが間違いを正した」
グリーズマンのゴールは幻に… シルバのPKでスペイン先制、デウロフェウが追加点
フランス対スペインという強豪対決の結果を分けたのはビデオ判定だった。現地時間28日にフランスの本拠地スタッド・ドゥ・フランスで国際親善試合が行われ、スペインが2-0で勝利を収めた。
0-0で迎えた後半3分、均衡を破ったかに思われたフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(アトレチコ・マドリード)のゴールは幻となった。フランスは相手陣内で奪ったボールを一度右サイドへ展開し、そこからDFクリストフ・ジャレ(リヨン)のクロスをDFレイヴァン・クルザワ(パリ・サンジェルマン)が折り返し、グリーズマンが頭で押し込んだ。
スタジアムは歓喜に沸き、レ・ブルーの選手たちも笑顔を浮かべたが、フェリックス・ツヴァイヤー主審はビデオアシスタントレフェリー(VAR)によりクロスを受けたクルザワがオフサイドポジションにいたことを確認。最終的にゴールの判定は覆った。
安堵のスペインは後半22分にFWジェラール・デウロフェウ(ACミラン)が倒されてPKを獲得。これをMFダビド・シルバ(マンチェスター・シティ)が確実に決めて先制した。
同32分には再びVARが効果を発揮した。左サイドを駆け上がったDFジョルディ・アルバ(バルセロナ)のクロスをゴール前に走り込んだデウロフェウが合わせて追加点を奪ったシーンで、アシスタントレフェリーはフラッグを上げてオフサイドを主張。主審も笛を吹いたが、やはりこれもビデオ判定によりオンサイドであることが確認されてゴールが認められた。
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