快勝スタートにも本田は苦言 「ミスを減らしていかないといけない」

4−0で勝利も、単純なパスミスが目立つ内容に厳しい表情

 日本代表FW本田圭佑(ACミラン)が、12日のアジアカップ初戦パレスチナ戦で4-0の勝利を飾ったチームに「ミスが多い」と苦言を呈した。

「立ち上がり良い形で先制点とれたというのが、こういう4-0という結果に繋がったんじゃないかなと思います」

 2011年カタール大会初戦ヨルダン戦は、後半ロスタイムの同点弾で引き分けをもぎ取る苦しい船出から栄冠を勝ち取った。2連覇を目指すこの大会は快勝スタート。しかし、フル出場した本田は厳しい表情で語った。

「チームとしてやろうとしていることが明確になっているというのは非常に良いことだと思います。ただ、質という部分ではまだまだ改善していかなければいけないところがたくさんあった。そのミスを減らしていかないといけないっていうのが今日の反省点です」

 強風とピッチコンディションの悪さからロングボールの精度に狂いが生じ、単純なパスミスが目立った。自身も直接FKのキッカーを務めたが、シュートはことごとく枠を捉えなかった。

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