元スペイン代表カシージャスが酒井宏の同僚に? 欧州カップ戦最多出場GKにマルセイユ行きが浮上

現在ポルトでプレーするGKカシージャス、マルセイユが2年契約のオファーを提示

 現在ポルトでプレーしている元スペイン代表GKイケル・カシージャスが、来季に日本代表DF酒井宏樹の同僚になる可能性が浮上している。ポルトガル紙「ア・ボラ」が報じた。

 カシージャスは長らくスペインの“白い巨人”レアル・マドリードの守護神として君臨してきた。しかし、2015年にFCポルトへ移籍して初の国外移籍となった。そこから2シーズンに渡ってポルトのゴールを守っているが、今季終了後に契約満了を迎える。

 それでも、今月14日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)、ユベントス戦に出場して欧州カップ戦の歴代最多出場記録を更新したGKは、まだまだ第一線で活躍できる実力を維持している。そんな名手に目を付けたのが、酒井が所属するマルセイユだ。契約満了のタイミングとなる今夏の獲得を目指し、2年契約のオファーを提示しているという。

 マルセイユは現在勝ち点46の5位。CL出場権の3位ニースとは勝ち点20差という厳しい状況が、UEFAヨーロッパリーグ出場権の4位リヨンとは勝ち点4差で、逆転の可能性を大いに残している。

 酒井にとっても、欧州で最も経験のあるGKとの共闘が実現すればキャリアの大きな財産になるはずだ。レアルのサポーターから“聖イケル”と称された存在は、来季に酒井とともにマルセイユ守備陣を支える存在になるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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