山口の小塚が衝撃の50メートル弾! 「狙っていこうという話をしていた」 チームも今季初勝利

相手GK清水の裏をかく絶妙なゴール ホームの山口が開幕5試合目で初白星

 J2第5節レノファ山口対カマタマーレ讃岐戦でスーパーゴールが生まれた。試合は山口が1-0で勝利し、開幕5試合目で今季初勝利を手にしている。

 約50メートルの豪快な一撃が飛び出したのは前半33分だった。讃岐が攻撃に転じようとした際、山口は素早く囲み混んでボールを奪いにかかる。こぼれ球に反応した山口のMF小塚和季がハーフウェーラインを数メートル超えたあたりから右足を振り抜くと、ゴールからやや前に出ていた相手GK清水健太の頭上を越えてボールは吸い込まれた。Jリーグ通算370試合以上の出場を誇る守護神の裏をかく絶妙なゴールだった。

 山口の上野展裕監督は小塚の一撃について「あれはたまたまでしょう」と冗談めかして触れたが、殊勲の小塚は「(髙柳)一誠さんとキーパーが前に出ているので狙っていこうという話をしていた。上手くボールが前に転がって、結果的に上手く入ったので良かった」と狙っていたと明かす。

 スーパーゴールを守り抜いた山口が初白星を挙げ、小塚は「本当にやっと勝てたなという印象で、選手もみんな頑張ったし、サポーターも最後まで応援してくれたので勝てて嬉しかった」と振り返り、ホームのスタンドも大いに沸いた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング