英紙が古巣復帰へのアピールと報じる

　レバークーゼンのメキシコ代表FWチチャリートことハビエル・エルナンデスが、現マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督がした「私だったら売らない」発言に反応している。これを受けて英紙「デイリー・ミラー」が、「ハビエル・エルナンデスがこそこそとユナイテッドとの再契約希望をほのめかす」と取り上げた。

　事の発端となっているのは、モウリーニョ監督がイングランドサッカー界のご意見番、元名古屋FWギャリー・リネカー氏とのインタビューで語ったことだった。英公共放送「BBC」の番組で、ポルトガル人指揮官は過去のユナイテッドの補強策についてこう語った。

「マンチェスター・ユナイテッドは、私なら絶対に売らない選手を放出した。そして、私が絶対に獲得しない選手を補強してきたんだ」

　リネカー氏から「それは誰か？」と問われたモウリーニョ監督は、「ディ・マリア、チチャリート、ダニー・ウェルベックだ。絶対に売らない」と明かしていた。

　チチャリートはこのインタビューに関する記事や動画を、自身のツイッターで複数リツイートしている。「ミラー」紙は、これがチチャリートからユナイテッドへのアピールなのでは、として取り上げた模様だ。