万感のスピーチ「素晴らしい13年間だった」

　ドイツ代表への想いを綴ったストライカーは、スタンドに出現した豪華な「Poldi」の絵文字で功績を讃えられ、ピッチ上では仲間から胴上げされて門出を祝福された。

　そしてポドルスキは、万感のスピーチを行った。ドイツ地元テレビ「シュポルト1」によると、観衆からスタンディングオベーションを受けた英雄は感涙に濡れた。

「胸に鷲の紋章をまとった最高の13年間に感謝したい。素晴らしい13年間だった。皆さん、その一部でした。ありがとう」とサポーターに感謝すると、チームに向けて「何よりも支えてくれたチームに感謝したい。このチームはとてもユニークで、誰もが死力を尽くしていた。ドルトムントのみんな、ありがとう、ケルン、ありがとう、ドイツ、ありがとう」

　ワールドクラスのスーパーゴールをラストダンスで披露した英雄は、ドイツ代表に別れを告げてJリーグ上陸を果たす。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images