風当たりが強まるも、ベンゲル体制継続を選手らは支持 「契約を更新して、冒険を続けて欲しい」

ドルトムントのトゥヘル監督が後継者として浮上も、英メディアは接触を否定

 アーセナルは今季、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で7季連続16強敗退となり、リーグ戦でも5位と苦しい戦いを知られている。指揮21年目のシーズンを戦うアーセン・ベンゲル監督に対する風当たりも強くなっている。ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督招聘の噂も飛び出すが、選手はどのように感じているのだろうか。

 独紙「ビルト」では、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントを率いて2年目のトゥヘル監督がベンゲル監督の後継者として浮上していると報じられた。すぐさま「BBC」など英メディアが接触はないとレポートしているが、サポーターからはベンゲル監督退任を求める声が強まっている。現地時間18日の敵地のウェスト・ブロムウィッチ戦で1-3と敗れたうえ、スタジアム上空にサポーターが企画して「ベンゲル出て行け」という横断幕をたなびかせた飛行機が飛び交う始末だった。

 指揮官への風当たりが激しくなっているが、当のアーセナルの選手はベンゲル体制の継続を支持しているようだ。監督と同胞のフランス代表FWオリビエ・ジルーはフランステレビ「カナリュ・プリュス」に対してこうコメントしている。

「僕らはアーセン・ベンゲルに契約を更新してほしいと思っている。冒険を続けて欲しい。僕らは彼をサポートしているよ」

 

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