「クリスティアーノ・ロナウド国際空港」の名で地方議会可決も… ポルトガル政府の怒りを買う

C・ロナウドの名が空港に冠されるも、肝心の政府への許可がなく騒動に

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、母国ポルトガルの故郷マデイラ島の英雄として同地の国際空港に自身の名前が冠されたが、そのことがポルトガル政府の怒りを買っているという。イタリア紙「コリエレ・デラ・セーラ」が報じている。

 マデイラ島は、地方議会において故郷の英雄を同地の国際空港を「クリスティアーノ・ロナウド国際空港」とすることが可決された。しかし、ポルトガル政府はその決定に同意していないという。

 同紙はポルトガル政府関係者の談話として「冗談を言っているのか。あの空港は我々の予算で建築したもので、許可なしに名前を変えるなどというのはあり得ない。確かに、クリスティアーノ・ロナウドは我が国の英雄であり、あの土地のシンボルではあるが」

 地方議会で議決されたものの、肝心の政府への許可は取っていなかったようだ。昨夏にポルトガル代表を初のメジャータイトルである欧州選手権優勝に導いたロナウドだが、ピッチ外ではその名前で思わぬ騒動が勃発している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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