遠藤航が「恐ろしいOGを生んだ」 味方直撃でまさかの失点関与…海外衝撃「非常に不運」
リバプールはウェストハムに5-1で快勝
イングランド1部リバプールは現地時間9月25日、カラバオカップ3回戦でウェストハムと対戦し、5-1と快勝を収めた。日本代表MF遠藤航は今季公式戦初先発を飾ったなか、前半21分の失点に関与し、チームはオウンゴールを喫したが、英紙は「めちゃくちゃだ!リバプールのスター選手が息をつく暇もない味方へボールを蹴り飛ばし、恐ろしいオウンゴールを生んだ」と大々的に取り上げている。
昨季は主力として活躍した遠藤だったが、アルネ・スロット新体制が発足して以降、守備的MFのポジションをMFライアン・フラーフェンベルフに奪われる格好となり、シーズンが開幕してからほとんど出番のない日々が続いていた。そんななか、ウェストハム戦で今季公式戦初となる先発出場のチャンスが巡ってくるも、0-0で迎えた前半21分に出鼻をくじかれることになる。
ウェストハムに与えたCK(コーナーキック)の場面、ファーに放り込まれたボールを相手DFマックス・キルマンに頭で折り返され、相手MFエドソン・アルバレスにゴール目前で足元に収められるピンチを招く。慌てて詰め寄った遠藤が蹴り出そうとするも、味方のDFジャレル・クアンサーに直撃してしまい、ボールはそのままゴールへと流れ込んだ。
オウンゴールの瞬間、思わず頭を抱えた遠藤だったが、英紙「ザ・サン」は「めちゃくちゃだ! リバプールのスター選手が息をつく暇もない味方へボールを蹴り込んで、恐ろしいオウンゴールを生んだ」と見出しを打ち、「ウェストハム戦で狂気の瞬間のあとに予想外のオウンゴールが決まった」と取り上げている。
「遠藤は本能的にボールをかき出そうとした」と振り返り、オウンゴールを記録したクアンサーに対しては「非常に不運だった。リバプールサポーターは面食らったが、非のないクアンサーを擁護している」と指摘している。最終的にはリバプールが5連続得点により大きく逆転したことで、先制点となったオウンゴールは痛手にならずに済んだ。