ディナモ・ザグレブの荻原拓也が強豪バイエルン相手に意地

　クロアチア1部ディナモ・ザグレブは現地時間9月17日、リーグフェーズ第1節でドイツ1部バイエルン・ミュンヘンと対戦し、2-9で大敗を喫した。そのなかで、日本人DF荻原拓也がCLデビューを飾り、世界最高峰の舞台で初ゴールも決めている。

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　現在24歳の荻原は今年1月、クロアチア1部ディナモ・ザグレブへ1年間の期限付き移籍が決定。2023-24シーズンはリーグ戦6試合、今季は2試合に出場していたなか、CLバイエルン戦でスタメン起用された。

　試合は前半だけで3点のビハインドを背負ったなか、ディナモ・ザグレブも後半3分にクロアチア代表FWブルーノ・ペトコビッチのゴールで1点を返すと、その2分後に荻原が見せる。

　元クロアチア代表MFヨシプ・ミシッチのスルーパスに抜け出すと、元ドイツ代表GKスベン・ウルライヒの股を抜く左足シュートでゴールネットを揺らし、CLデビュー戦で自身大会初ゴールを決めた。

　ディナモ・ザグレブはその後、イングランド代表FWハリー・ケインにハットトリックを許すなど6失点で2-9と大敗を喫したが、後半28分までプレーした荻原に対しては、ファンから「まさかのテクニカルな股抜きゴール」「荻原なんだその裏抜けは！」「バイエルン相手にこのゴールか」「上手すぎ」「エグい」「すげー」といった声が上がっていた。