遠藤航に「チャンスを与えるべき」 現地から出場“待望論”…英報道「なぜプレーしない」
リバプールは第4節で初黒星
イングランド1部リバプールは開幕3連勝の後で迎えたプレミアリーグ第4節でノッティンガム・フォレストに0-1で敗れ、今季初黒星を喫した。現地ファンの間では昨季レギュラーとしてチームを支えた日本代表MF遠藤航の待望論が湧き上がっているようだ。英メディア「Anfield Watch」が伝えている。
リバプールは昨季限りでユルゲン・クロップ前監督が退任し、今季からアルネ・スロット監督がチームを率いる。昇格組イプスウィッチ・タウンとの開幕戦を皮切りに、3試合連続無失点での3連勝を飾るなどスタートダッシュを決めたが、代表ウィーク明けの9月14日に行われたノッティンガム・フォレストとの第4節ではカウンターから決勝点を奪われ、今季初黒星を喫した。
スロット監督はここまで先発メンバーをほぼ固定して戦っており、4試合でスタメンに名を連ねたのは12選手のみ。変更点は開幕戦でセンターバックとして先発したDFジャレル・クアンサーに代わり、2節以降はDFイブラヒマ・コナテが起用されているのみだ。
現地時間17日にはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ初戦の敵地ACミラン戦が控えている。「Anfield Watch」は「週末のノッティンガム・フォレスト戦でレッズの選手たちは明らかに無気力だった」として過密日程のなかでローテーションの必要性を指摘。そのうえで、フォレスト戦で欠けていた守備力やチーム全体のバランスを補うために遠藤を起用すべきという意見がファンの間で挙がっていると伝えた。
記事によれば、クラブ公式YouTubeにアップされたフォレスト戦のハイライト映像には「遠藤にチャンスを与えるべきだ」「スロットが遠藤を好きではないのかもしれないが、少なくとも(アレクシス・)マック・アリスターが交代させたあとには中盤のバランスと安定感のために彼を投入すべき」「トレント(・アレクサンダー=アーノルド)が(ライアン・)フラーフェンベルフと一緒に中盤に入ると守備がとても弱くなる。だから遠藤が必要だ」「なぜ遠藤はプレーしないんだ」といったコメントが寄せられていたようだ。
ここまでスロット監督の下でプレー時間がわずか1分にとどまっている遠藤。ミランとのアウェーゲームでは出番が与えられるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)