本田、右サイドの連携に自信 コンビを組む酒井に「篤人とは違う良さがある」

 

連携は「日に日によくなっている」

 

 日本代表MF本田圭佑(ACミラン)が12日のアジアカップオーストラリア大会初戦となるパレスチナ戦に向け、DF酒井高徳(シュツットガルト)を「(内田)篤人とは違う良さがある」と語るなど、右サイドからの攻撃に自信を示した。

 3トップの右ウイングとしてミラン、そして、日本代表でも固定されている本田は古傷の右膝の故障で代表から外れたシャルケDF内田篤人の主戦場である右サイドバックで先発予定の酒井との相互理解の高まりを実感している。

 9日の練習を終えた本田は「右サイドの連携? 日に日によくなっています。(酒井には)篤人とは違う良さがある。フィジカルもあります。そういう意味では1対1に強いので、いい形でボールを取れた時はすぐに前にパスをつけるようにコミュニケーションをとっていきたい。もちろん完璧ではないけど日に日によくなっている印象はあります」と語った。

 本田は酒井のフィジカルの強さを生かした、1対1の対人能力の高さを評価。サイドでボールを奪った際には、前線で待つ本田に縦パスを送り、チャンスにつなげることを求めている。日増しに連携を高めているアギーレジャパンの右が中東の難敵を攻略する。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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