森保Jでベンチ外…欧州で活躍も「認められなかった」 地元メディアが伝えた“不運”
セルティック旗手、9月最終予選で招集も中国&バーレーン戦ともベンチ外に
9月の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で、日本代表は2連勝のスタートを切った。チームが幸先の良いスタートを切った一方で、中には悔しい思いをした選手もいる。中国戦(7-0)、バーレーン戦(5-0)ともにベンチ外となったスコットランド1部セルティックのMF旗手怜央も、その1人。セルティック専門メディア「67Haila Hail」は日本代表での立場に脚光を当てている。
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セルティックで中心選手となっている旗手は、ここまで公式戦5試合に出場して2得点を記録している。その活躍もあって9月の森保ジャパンの活動に招集されたが、チームメイトのFW前田大然が途中出場から中国戦でゴールを挙げたのに対し、旗手は今シリーズで2試合ともベンチ外となり、試合に出場する機会は与えられなかった。
夏の移籍市場ではプレミアリーグのクラブからもオファーを受けたとされる旗手だが、記事では「彼は何か違うものを示さなければ、サムライブルーでの9キャップという数字を伸ばせないだろう」と、伝えている。
とにかくセルティックでは結果を出し続けなければいけないが、「旗手は試合のメンバー外となった。セルティックのMFはベンチに入って控えになることも認められなかった。素晴らしい状態だったが、個人的にもガッカリしただろう。しかし、今週末のハート・オブ・ミドロシアン戦から始まるセルティックの連戦に向けて、フレッシュになれたかもしれない。アジアを往復する長旅から戻り、精神的にも肉体的にも負担のかかっている日本代表MFが土曜の試合に出場するかは不透明だ。それでも試合に出場せずに負担がかからなかったため、すぐに戻るシナリオもあり得る」と、セルティックに戻ってすぐにプレーする可能性を伝えている。
そして「ブレンダン・ロジャーズ監督は、彼のフィジカルコンディションを見て決断しないといけない。もし彼が最初の試合に間に合わなかったとしたら、4日後のスロバンとのUEFAチャンピオンズリーグの試合で馴染みの位置に戻るだろう」と、セルティックでは先発が定位置であることを改めて強調した。
中国戦前のメディア対応では「試合に出場できれば」と、自信を見せていた旗手。9月シリーズの悔しさをピッチにぶつけ、再び10月の日本代表活動に名を連ね、チャンスを待ちたいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)