レスターの“魔術師”に今夏流出の可能性が浮上 伊王者ユベントスが獲得に名乗りか

今季4得点と精彩を欠くもユベントスの補強ポイントに合致

 日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティは、14日のUEFAチャンピオンズリーグ16強セビージャとの第2戦で、セビージャに2-0と勝利。2戦合計での逆転勝利を飾ったが、そのレスターの司令塔が来季に向けて流出する可能性が浮上している。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じた。

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 アルジェリア代表で“左足の魔術師”の異名をとるMFリヤド・マフレズの獲得に、イタリア王者ユベントスが名乗りを上げたという。ユベントスは来季に向けてアタッカー色の強い攻撃的なMFを補強ポイントとし、これまでにもスペイン代表MFイスコやチリ代表FWアレクシス・サンチェスが獲得候補として浮上していた。そこに“魔術師”マフレズも加わったという。

 レスターは昨季、“ミラクル”と呼ばれたプレミアリーグ制覇を成し遂げた。夏の移籍市場では選手の大量流出の危険性が浮上し、マフレズもバルセロナ行きが噂されたが残留。結局、フランス代表MFエンゴロ・カンテをチェルシーに引き抜かれたくらいで済んだ。しかし、今季に入るとリーグ成績は低迷し、先月にはリーグ優勝へと導いたクラウディオ・ラニエリ監督を解任する荒療治が必要な状況に陥った。

 マフレズは今季もレスターのレギュラーとして出場を続け、プレミアリーグでは4ゴールをマークしているが、うち3ゴールがPKのもの。昨季17ゴール(4PK)をマークした得点力は影を潜めている。

 2020年6月までレスターと契約を残すマフレズだが、来季はイタリア王者に活躍の場を移すのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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