ヘント久保の4人抜き独走弾を同僚が絶賛 「プレイステーションみたいだ」「今季最高のゴール」

3トップ中央で先発の久保がごぼう抜き 加入後7試合5得点でリーグ戦3連勝に貢献

 KAAヘントの日本代表FW久保裕也が現地時間12日のベルギー1部ジュピラーリーグ第30節の本拠地メヘレン戦でハーフウェイラインからドリブルで独走ゴールを決めた。チームメートのDFブレヒト・デヤエヘレは「プレイステーションみたいだ」、「今季最高のゴール」と絶賛した。クラブ公式サイトが報じている。

 3トップの中央で先発出場した久保は、1-0リードで迎えた前半40分ハーフウェイライン付近でボールを受けると、徐々にスピードを上げながら並走したマーカーを1人、2人と引き剥がした。ペナルティーエリア手前で懸命に戻ったDFを含めて4人に囲まれる状況となったが、久保はダブルタッチでさらに前進してマークごぼう抜き。最後は右足のシュートをゴール右隅に流し込んだ。チームも3-0で快勝し、リーグ戦3連勝を飾った。

 クラブの公式ツイッターが「マジックだ!!」「ワールドクラス!!!」と称賛した一撃に、同僚のデヤエヘレはゲームの世界のゴールだと語った。

「なんてゴールなんだ! プレイステーションの(人気サッカーゲームシリーズ)FIFAでプレーしているみたいだった。ただ走っていただけなのに、ゲームの達人がジョイスティックを動かしているようだったよ」

 さらにデヤエヘレは「多分、今年最高のゴールだろうね。彼にもそう伝えたよ」と興奮気味に振り返った。今年1月にスイスのヤングボーイズから加入した久保はこれで7試合5ゴールと結果で期待に答えている。チームメートからもすでに厚い信頼を獲得したようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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