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大怪我→5か月ぶり復帰の日本人MFへ「何してくれてんだ」 ファウル被害で一触即発が話題
坂元達裕のファウル被害を発端に両者ヒートアップ
イングランド2部コベントリー・シティに所属する、日本の27歳“技巧派レフティー”が復活だ。英3部ポート・ヴェイルFCとのプレシーズン最初のゲームで、MF坂元達裕が怪我から復帰しピッチに戻っている。そんな坂元を発端に、スペイン遠征の試合で荒れ模様となる瞬間が起こった。
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3-0の勝利を収めたポート・ヴェイル戦を終え、コベントリーはスペイン遠征へ。今年2月の試合で背中を強打し重傷を負っていた坂元は、ポート・ヴェイル戦で約5か月ぶりに実戦復帰していた。
遠征でコベントリーは、現地時間7月20日にスペイン1部ヘタフェとトレーニングマッチを実施。0-0と引き分けたなか、坂元と相手選手の接触を発端に両チーム入り乱れる展開が起こっている。
前半44分、ヘタフェが最終ラインでボールを回す。そのパスが緩くなった隙を突き、坂元が一瞬の加速でインターセプトに成功した。しかし遅れて対応した相手のファウルで止められ、坂元は倒れ込む形に。坂元は接触した相手とにらみ合い、味方も加勢に来ると両チームは一触即発の雰囲気となった。
このシーンにはSNSでも「ちゃんと怒ってくれるチームメイトも素晴らしい」「坂元に何してくれてんだ」「怪我大丈夫だったんか!」「どこかと思ったらヘタフェかよ」「坂元に悪い点一切なし」といった声が届く。乱闘までは発展しなかったものの、プレシーズンからヒヤリとした場面となった。
復帰した坂本は、これ以外で相手のファウルを誘発するなどキレのあるプレーを披露。英地元メディア「Coventry Telegraph」は「ファンのお気に入りであるサカモトは、背中の重傷から回復し嬉しい復帰を果たした。この日本人ウインガーにとっては新たなスタートだ」とピッチでプレーする姿の歓喜を伝えている。大怪我から再び実戦へ。新シーズンの活躍が今から楽しみだ。