チェルシーMFが愚行 物議を醸したSNS投稿…人種差別チャントにフランス怒り「強く非難する」

エンソ・フェルナンデス【写真:ロイター】
エンソ・フェルナンデス【写真:ロイター】

アルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスがコパ・アメリカ決勝後に愚行

 アルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスがフランスの選手対する人種差別行為を行った件について、所属のイングランド1部チェルシーが調査に乗り出したと英公共放送「BBC」が報じた。

 アルゼンチンはアメリカで開催されていたコパ・アメリカ2024で見事に連覇を達成した。エンソはその一員として優勝に貢献。決勝のコロンビア戦(1-0)にも先発出場していた。しかし、同選手は決勝戦後にフランスの選手に対する人種差別的なチャントをインスタグラムに投稿して物議を醸した。

 現地時間7月16日、フランスサッカー連盟(FFF)のフィリップ・ディアロ会長は「フランスチームに対して行われた受け入れがたい差別的な発言を強く非難する」と述べ、国際サッカー連盟(FIFA)に対して異議申し立てを行うとともにアルゼンチン代表に対しては法的措置をとると発表していた。

 BBCによれば、エンソが所属するチェルシーも事態を深刻に受け止めており、投稿された動画について調査を行っているという。

(画像は「ESPN」の公式Xより)
(画像は「ESPN」の公式Xより)

 チェルシーのフランス代表DFウェズレイ・フォファナは同僚エンソの言動を「奔放な人種差別」と痛烈に批判。騒動が大きく波紋を広げていることを受け、エンソは自身のソーシャルメディアで「代表チームの祝勝会の最中にインスタグラムにポストしたビデオについて心から謝罪します」と声明を出していた。

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