柏でもプレーしたストイチコフ氏、古巣バルサの指揮官エンリケを擁護

　バルセロナのレジェンドで、柏レイソルでもプレーした元ブルガリア代表FWフリスト・ストイチコフ氏が、去就問題の沸騰している古巣バルサに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて「6カ月前に契約延長した」と暴露。ルイス・エンリケ監督の手腕を批判するスペインメディアを一刀両断するなどご意見番ぶりを示している。スペイン地元紙「スポルト」が報じた。

　UEFAチャンピオンズリーグ（CL）16強パリ・サンジェルマン（PSG）との敵地第1戦で0−4と完敗を喫したバルサに批判が集まるなか、強烈な左足でカンプノウの前線に君臨してきた王様は指揮官を擁護した。

「このチームはよくやっている。言い訳を探す必要など何もない。パリでは悪い結果だったが、乗り越えなければいけない時期は自分にもあった。アテネでの決勝戦は厳しかった」

　1993年シーズンに故ヨハン・クライフ監督に率いられ「ドリーム・チーム」と呼ばれたバルセロナは、アテネのオリンピック競技場で行われたCL決勝でACミランに0−4と大敗した。頂上決戦での苦い経験を振り返っている。