長谷部、「もう1度自分たちに期待してもらいたい」 アジア杯連覇を誓う

 

「1試合、1試合大変な試合になると覚悟している」

 

 日本代表MF長谷部誠(フランクフルト)が2015年をもう1度、ファンの期待を集める年に位置づけた。

 その裏には昨年のブラジルワールドカップでサポーターの期待を裏切ってしまったという思いがある。

「新しいスタート、新年のスタートというよりは、合宿も始まっている。正直、さあ1年がんばろうって感じでもないですけど、1年の初めにアジアカップがある。日本代表としてブラジルワールドカップで結果が出せなくて、応援してくれていた人たちの期待を裏切ってしまったと思うので、また自分たちに期待してもらえるように、内容も結果も求めていきたい。もう1度自分たちに期待してもらいたいという思いが強い」

 アルベルト・ザッケローニ前監督が率いた日本代表は、ブラジルで優勝を目標に掲げながら1勝もできずに1次リーグ敗退。サッカーファンの期待を裏切ったという申し訳ない気持ちが、今でも責任感の強い長谷部の心に残っている。元日の練習にわざわざ足を運んでくれたサポーターにチームを代表して挨拶した長谷部は、ブラジルでの不振により低下してしまったサポーターの“熱”を再び取り戻すため、アジアカップ連覇をその第一歩とするつもりだ。

 それは簡単な道のりではない。

「ワールドカップ予選を戦っている選手は特に感じているけれど、ウズベキスタン、カタール、バーレーン、ヨルダン、イランという中堅どころのチームのレベルが上がっている。そういう相手はなかなか簡単に勝たせてくれない。一昔前ならウズベキに5-0で勝てたけれど、相手のレベルを考えた時には今そうならない。1試合、1試合大変な試合になると覚悟している。難しいのはわかっている。そこにチャレンジして、優勝したい。強い気持ちを持っていくのが大切」

 長谷部はかつてアジアの強豪と呼ばれた国と、それ以外の国との戦力格差が狭まっていることをひしひしと感じながらも、日本にアジア王者のタイトルを再び持ち帰ることを切望している。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング