柴崎を支える日本人に感謝したテネリフェ会長 バルセロナからの帰還は「明日」と明言

コンセプシオン会長が柴崎の動向に言及 「ガクは今もなおテネリフェの選手」

 テネリフェに移籍したMF柴崎岳は、現地時間20日に「個人的な理由」でバルセロナのエル・プラット空港へと向かった。クラブのミゲル・コンセプシオン会長によると、チームのトレーニング合流に向けて徐々に見通しが立ちつつあり、日本の関係者やファンに向けて感謝の念を伝えたと、地元ラジオ局「ラジオ・マルカ」が報じている。

 現地時間21日朝に行われたメディア対応で、会長は「彼は個人的な事情でバルセロナに向かったが、明日には戻ってくる。できるだけ早く彼が一緒にトレーニングに参加することを期待している。ガクは今もなおテネリフェの選手だ」と前向きな姿勢を崩さなかった。

 “不安障害”報道が出るなど、柴崎が心身ともにコンディションを崩したことが大きく報じられることになってしまった経緯については、「今回の出来事は日本人選手にだけ起こり得ることではなく、上手くやっている選手でも様々な状況が起こり得る。それはどこにでもあることだ。ガクの場合も、すぐに素晴らしいパフォーマンスを見せてくれると確信している」と長い目で待つことに言及している。

 また同会長は、この状況を必死でサポートする日本人の関係者やファンに向けた感謝の念を述べている。

 

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