洪水被災者のチャリティーマッチをマラカナン・スタジアムで開催

　ブラジル南部で発生した大洪水の被災者のためのチャリティーマッチが現地時間5月26日、同国リオデジャネイロで行われた。元ブラジル代表MFロナウジーニョ氏がこの試合に出場し華を添えたなか、現役時代を彷彿させるアクロバティックなゴールシーンに反響が寄せられている。

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　ブラジル南部を襲い、160人以上が亡くなったと伝えられている未曾有の洪水。義援金を募るために行われた今回の慈善試合では、ロナウジーニョ氏のほかにカフー氏やアドリアーノ氏など数々の元ブラジル代表レジェンドたちがマラカナン・スタジアムに集結した。

　試合は5-5のドローに終ったなか、この日2点を記録したロナウジーニョ氏の2ゴール目に脚光が当たっている。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」公式インスタグラムが試合後、その瞬間の動画を公開した。

　ロナウジーニョ氏が一際輝きを放ったのは後半18分だった。ペナルティーアーク付近でボールを受けると、柔らかなタッチのドリブルで相手の注意をひきつけ右サイドにパス。そして浮き球の折り返しを胸でトラップすると、身体を上手く倒しながら右足でインパクトしネットを揺らした。

“錆びない技術”が詰まったゴールシーンは瞬く間に話題に。コメント欄にはファンから「この男は不死身だ」「ロナウジーニョを嫌いになるなんてあり得ない」「もっとプレーして」「間違いなく史上最高」「永遠に世界一」「魔法をかけている」といった声が寄せられた。現在44歳のロナウジーニョ氏。その華麗なプレーでまだまだファンを唸らせてくれそうだ。