モウ監督を絶賛「3年前に来てほしかった」

　記者会見などでは、スコールズ氏の批判に対してファン・ハール前監督が反論する場面もあった。両者の間の溝は深いようで、互いに顔を合わせることはなかったという。スコールズ氏は「彼が僕に会いたがっているとは思わない」と2人の希薄な関係性についても語っている。

　そうした一方で、昨夏に就任したモウリーニョ監督には好意的な感情を抱いているようだ。以前にファン・ハール前監督の下ではプレーしたくないとコメントしていたことから、モウリーニョ監督の下ではどうかと問われると「もちろん、イエスだ」と対照的に肯定的な回答をしている。

　「彼はユナイテッドの監督となるべき名声、人気、そして貫禄を備えている。（モウリーニョ監督就任が）3年前に来てほしかった」とポルトガル人監督を絶賛し、3年前にスタートした前政権については、存在していたこと自体が恥とでも語るかのように完全否定していた。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images