レスターが79年ぶりの“優勝翌年の降格”なら… 昨夏新契約を結んだ主力は最大40%の減給か

降格なら大幅な給与カットになると英紙が報じる

 日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティは、現在降格圏の18位ハル・シティとわずか勝ち点1差の16位に沈んでいる。優勝した翌シーズンに降格という最悪のシナリオが現実となった場合、昨夏に契約延長を果たした主力選手は給与が「最大40%カット」の悲劇に見舞われることになるという。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。

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 昨季、奇跡の初優勝を果たしたレスターの主力選手の大半は2部での戦いや、2015-16シーズンの残留争いを経験した苦労人ばかり。しかし、世界中を驚かせたプレミア制覇を果たしたことでスターの仲間入りを果たした。昨オフにはアーセナル移籍直前で急転残留を果たしたエースFWジェイミー・ヴァーディを筆頭に、MFリヤド・マフレズ、主将DFウェズ・モーガン、DFダニー・シンプソン、MFダニー・ドリンクウォーター、守護神GKカスパー・シュマイケル、そして指揮官のクラウディオ・ラニエリ監督が新契約を結んでいた。

 一様に大幅な給与アップも盛り込まれていたはずだが、このままでは好き放題の贅沢は控えなければならないかもしれない。多くの選手が結んだ新契約には降格した場合に大幅な減給になる条項が盛り込まれており、最大で40%の給与カットになるという。

 優勝翌年の降格という悲劇の結末が実現すれば、1938年のマンチェスター・シティ以来、実に79年ぶりの出来事となる。奇跡を実現させた優勝メンバーたちは、この屈辱を免れることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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