前園真聖氏と福西崇史氏がドイツW杯と中田英寿氏について回想

　元日本代表MF前園真聖氏は、自身のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか？」に元日本代表MF福西崇史氏をゲストに迎え、“孤高の天才”と言われた元日本代表MF中田英寿氏についてのトークを展開。「ヒデの孤立は孤立と言えば孤立。1人で淡々とやるから」と、自身の見解を述べた。

　前園氏は現役時代に横浜フリューゲルスやヴェルディ川崎（現東京ヴェルディ）、ブラジルのサントスでもプレー。アトランタ五輪ではグループリーグ初戦で王国ブラジルを破って“マイアミの奇跡”の一員となり、A代表でも計19キャップを刻んだ。

　引退後は解説業やタレント業など、幅広く活躍する前園氏。自身のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか？」に元日本代表MF福西氏をゲストに迎え、ドイツ・ワールドカップ（W杯）について話すなか、「実際の中のことは分からないけど」と前置きしたうえで、自身が見て感じたことを述べている。

「凄い（雰囲気が）いいわけではなかった。歴代でも一番期待していた。その割には、『俺ら勝ってやれるんだ』みたいな雰囲気はあまり伝わってこなかった」

　ドイツW杯のメンバーでもあった福西氏は、「要は普通なんです。今まで通り。ずっと同じ」と説明。中田氏が「孤立」していたという噂に関しては、「孤立したとか書かれるけど、ずっとあのまま。たまたま結果が出なかったし、コンディションのバラつきもあった。いい雰囲気かと言われたら、普通」と実際の状況を説明した。

　それを聞いた前園氏は、「ヒデの孤立は孤立と言えば孤立。1人で淡々とやるから。だからと言って、自分から周りを巻き込んでいくタイプでもない。でも、普通に行けば話す。そういうものだと思っている」とコメント。福西氏は「それはみんな知っている」とし、「（実際は）孤立ではない」と、結果が出なかったが故の報道だったと回想していた。