日本代表は北朝鮮との2連戦に臨む

　森保一監督率いる日本代表は3月18日、北中米ワールドカップアジア2次予選・北朝鮮戦（21日／ホーム＠国立競技場、26日／アウェー＠金日成競技場）に向け、国内合宿をスタートさせた。2022年のカタール・ワールドカップ（W杯）以来の代表復帰となったDF長友佑都が初日の練習から早速、存在感を発揮。取材にも応じ、「キャーキャー言われていて羨ましい」と冗談も飛ばした。

　この日は欧州で前日に試合をした選手も多く、ピッチ上でトレーニングを行ったのはフィールドプレーヤーが5人、GKが2人の計7選手のみ。そのなかで最も声を出し、張り切っていたのが長友。2026年に北中米で開催されるW杯に出場すれば、W杯通算5度目の出場となる。そのなかで「5回目は、僕はもう行くんで。自分のなかでそれは決めていて、逆算して、今、いろんなものに取り組んでいる」とキッパリ話していた。

　ホーム戦を中継する日本テレビの公式X（旧ツイッター）サッカーアカウントでは長友のインタビュー動画を公開。「久しぶりの代表活動」について問われると「自分自身長い間待ち望んでいたので嬉しい」と回答しつつ「（田中）碧とかがキャーキャー言われていてちょっと羨ましかったですね。黄色い声援はやっぱり素晴らしいなと（笑）僕にもほしいなと思いながら聞いていました」と、ユーモアたっぷりに“長友節”で答えた。

　ファンからは「お望みならいつでもキャーキャー言うのに」「奇跡の38歳、長友」「納得行くまで走り回って欲しい」などの反響。日本代表は1月2月に開催されたアジアカップで無念のベスト8敗退。北朝鮮との2連戦はタフな戦いが予想されるだけに、歴代屈指のムードメーカーの復帰はやはり心強いものとなりそうだ。