ロナウジーニョ氏がトルコのリアリティー番組に出演

　かつてスペイン1部FCバルセロナやイタリア1部ACミランなどで活躍した元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏が、トルコのリアリティー番組にゲスト出演。そこで現役時代を彷彿させる華麗なバイシクルシュートを披露したところ、反響が寄せられている。

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　現役時代に天才的なテクニックの観衆を魅了したロナウジーニョ氏。2003年から08年まで在籍したバルセロナでは、2度のラ・リーガ優勝を始めUEFAチャンピオンズリーグ（CL）制覇など4つのタイトル獲得に貢献し、クラブの一時代を築いた。また、同クラブ在籍時にはその活躍が評価され、FIFA年間最優秀選手やバロンドール（プロサッカーの年間最優秀選手賞）といった個人賞も受賞している。

　一方で、現役引退後は波乱万丈な人生を送った。2020年3月には、パラグアイに入国しようとしたところ偽造パスポートを使用していることが発覚し、約5か月にわたって拘束されている。また生涯獲得収入が200億円ともされる一方、借金に苦しみ破産したことも大きく報じられた。

　そんなロナウジーニョ氏はこのほど、トルコの大富豪で番組主催者を務めるアジュン・イルジャル氏からのオファーを受け、同国のリアリティーショー「サバイバー」に出演。番組内でフットバレーやビーチサッカーを行ったなか、そこで見せた華麗なプレーがSNS上で話題になっている。

　それは、出演者とビーチサッカーに興じた一幕。ロナウジーニョ氏はゴールを背に浮き球を胸トラップすると、右足で力強いバイシクルシュートを放った。高い打点でインパクトされたボールはワンバウンドしてゴール右隅へ。本人にとってイメージどおりだったのか、ゴールを確認すると胸の前あたりで小さくガッツポーズを決めた。

　また、ロナウジーニョ氏が今回見せたプレーには海外メディア「EuroFoot」も注目。動画を公式X（旧ツイッター）で公開したところ、コメント欄には「これぞ才能」「彼（ロナウジーニョ氏）にとって年齢はただの数字だね」「一流は永遠」「信じられない」といった反応が寄せられている。かつて多くのファンを虜にしたそのファンタジーは、未だ健在のようだ。