今季限りでのPSG退団が決定的と報道、ムバッペ獲りにアーセナル関心？

　イングランド1部アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は今季限りでフランス1部パリ・サンジェルマン（PSG）からの退団が決定的と伝えられるフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得について言及した。英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が報じている。

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　ムバッペは2017年にASモナコからPSGに加入し、不動のエースとして活躍してきた。これまでに何度も移籍の噂がありながらもパリでのプレーを続けてきたが、現地時間2月15日にフランス紙「レキップ」が今季限りで退団を決断したと報じた。

　この25歳のストライカーはスペイン1部レアル・マドリードへの加入が既定路線とも言われているなか、アーセナルを率いるアルテタ監督は「あれほどの選手がいるなら、我々も会話に入る必要があるだろう」とムバッペ獲得について言及した。実際にクラブ内ではムバッペ獲得に関する会話が行われているのかと問われた指揮官はこのように続けた。

「私は参加していない。（スポーツ・ディレクターの）エドゥやオーナーたちは参加しているかもしれないが、私は最終局面になるまでは会話に入らない。もし我々が世界最高のチームになりたいのならば、最高のタレント、最高の選手たちが必要なのは間違いないんだ」

　アルテタ監督はムバッペのような世界のトップ選手が市場に出るのであれば、アーセナルが獲得に動くべきだと主張。ムバッペの去就問題は、今夏の移籍市場で最も注目を集めるトピックとなるはずだが、アーセナルへの加入が実現することはあるのだろうか。