敵地での一戦は0-2で敗れた

　スペイン1部レアル・ソシエダは2月14日、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント1回戦ファーストレグでフランス1部パリ・サンジェルマン（PSG）と対戦し、0-2で敗れた。敵地で行われた一戦で日本代表MF久保建英はフル出場。攻撃を牽引するも完敗でセカンドレグへ向けて折り返すこととなった。

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　20シーズンぶりの決勝トーナメント進出となるソシエダ。一方のPSGはフランス代表FWキリアン・ムバッペやFWウスマン・デンベレらが先発メンバーに名を連ねた。久保との対戦が注目された韓国代表MFイ・ガンインは体調不良によりベンチ外。“親友対決”は持ち越しとなった。

　先制したのはホームのPSG。後半13分にコーナーキック（CK）から最後はムバッペが決めた。さらに同25分にはデンベレ、ファビアン・ルイスからパスを受けたFWブラッドリー・バルコラがGKとの1対1をしっかり流し込んで追加点を奪った。

　ソシエダは久保を中心に攻撃を図ったが、反撃には至らず。前半にはカットインからのシュートなどでチャンスを演出も、敵地での一戦は完敗に終わった。

　敗れたソシエダだったが、久保への採点は高評価が連発。スペイン紙「エス・デスマルケ」は7点を付けて「日本人は非常に積極的で、攻撃に置いて非常に鋭かった。前半のPSG守備陣にとっては悪夢だった」と称賛。衛星放送「ユーロ・スポーツ」はチーム単独トップの「9点」を与えていた。