三笘薫がプレミア復帰戦で好プレー “静かな前半”から一変、英高評価「突然息を吹き返した」
日本代表のアジアカップから復帰、トッテナム戦で先発フル出場
イングランド1部ブライトンは現地時間2月10日にプレミアリーグ第24節でトッテナムと対戦し、1-2で敗れた。アジアカップから復帰した日本代表MF三笘薫は先発フル出場。得点には絡めなかったが、決定機を何度も作り出すなど好パフォーマンスを披露し、現地メディアも「彼の復帰は素晴らしい」と高く評価した。
ブライトンは前半16分、FWダニー・ウェルベックが倒されて得たPKをMFパスカル・グロスが決めて先制。しかし、後半16分にMFパペ・マタル・サールに同点ゴールを許すと、後半アディショナルタイムにはFWソン・フンミンのクロスからFWブレナン・ジョンソンに決められ、逆転負けを喫した。
三笘は前半29分に左サイドから抜け出し、右足のアウトサイドで鋭いシュートを放つも、GKグリエルモ・ヴィカーリオに防がれて惜しくもゴールは奪えず。後半も得意のドリブルやクロスからチャンスを創出したが、得点には絡めなかった。足首の負傷とアジアカップ参戦により、プレミアリーグでは昨年12月21日のクリスタル・パレス戦(1-1)以来の出番だったが、キレのあるプレーで存在感を示した。
英地元メディア「Sussex World」の選手採点で、三笘には他5選手と並ぶチーム2位タイの7点がつけられ「彼の復帰は素晴らしい」と高い評価を受けていた。
「ヴィカーリオがうまくセーブしたシュートを除けば比較的静かな前半だった。ハーフタイム後、トッテナムが主導権を握るなかでボールを触ることができなかったが、同点にされたあとは突然息を吹き返したようだった。ヘディングで決められそうなラブリーなクロスや美しいナツメグを見せた。ファティが決めるべき絶好のボールも提供した」
チームは敗れたものの、三笘の復活はチームにとって大きなプラス材料。次節以降のさらなる活躍に期待が懸かる。
(FOOTBALL ZONE編集部)