首位と2ポイント差の3位

　日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルは、現地時間2月4日に行われた第23節でリバプールとの上位直接対決を制した。優勝争いに踏みとどまる大きな一勝を手にして勢いに乗るチームには、さらに負傷者の復帰など明るいニュースが続いた。英公共放送「BBC」は、「アーセナルにとって素晴らしい1週間」と報じている。

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　昨年末にはウェストハムとフルハムに連敗を喫するなど調子が落ち込んだアーセナル。年明け最初のゲームとなったFAカップ3回戦でリバプールに0-2で敗れたが、続くプレミアリーグ第21節ではクリスタル・パレスに5-0の圧勝を収めた。その後、ノッティンガム・フォレストとリバプールに連勝し、現在は首位リバプールと2ポイント差の3位につけている。

　直近のリバプール戦では、32歳のイタリア代表MFジョルジーニョがインサイドハーフ起用で輝きを放つなど選手個々の活躍も注目を集めている。また、膝の負傷で長期離脱していたオランダ代表DFユリエン・ティンバーの復帰や冨安の契約延長の進展など、明るいニュースが続いている。

　英公共放送「BBC」は、アーセナルの近況をこのように伝えている。

「アーセナルにとって素晴らしい1週間だ。タイトル争いのライバルであるリバプールに快勝し、そこではカイ・ハフェルツとジョルジーニョが素晴らしい活躍をした。そして、ユリエン・ティンバーはUEFAチャンピオンズリーグ（CL）のスカッドに名前を連ねた。膝の靭帯を負傷していたティンバーの復帰は本当にいいニュースだ。ポルトへの遠征（2月21日）での復帰はまだ早すぎるかもしれないが、残りのシーズンで大きな役割を果たせる可能性を示している。冨安健洋も日本代表から戻ってきた。（ミケル・）アルテタはクラブの将来的なプランの中で彼が重要な役割を担うと見ており、新契約へのサインが期待されている」

　CLの決勝トーナメントも始まるこの2月。アーセナルはポジティブな話題が続いた滑り出しの勢いをそのままに走り切ることができるだろうか。