イニエスタはインテル・マイアミとの親善試合に合わせて来日

　ヴィッセル神戸は2月7日、国立競技場で米メジャーリーグサッカー（MLS）のインテル・マイアミと親善試合「Inter Miami in Tokyo 2024」を行う。昨夏まで在籍していた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ（エミレーツ・クラブ）も来日したなか、イニエスタが昨季クラブ史上初の優勝を果たした神戸の優勝シャーレと収まる動画が感動を呼んでいる。

　2018年にスペイン1部の名門FCバルセロナから神戸へ移籍。世界を知る天才が神戸、そして日本サッカーに勝者のメンタリティーを注入した。

　イニエスタは昨年7月、神戸を退団。その後、イニエスタはアラブ首長国連邦（UAE）1部エミレーツ・クラブへ移籍し、神戸はFW大迫勇也やFW武藤嘉紀らを中心に創設29年目にしてクラブ史上初のリーグ優勝を果たした。

　神戸は2月7日に国立競技場でインテル・マイアミと親善試合を行うなか、イニエスタも試合に合わせて来日。神戸のクラブ公式X（旧ツイッター）が昨年の優勝シャーレを中央に、イニエスタやその家族、選手や吉田孝行監督らが記念撮影を行う動画をアップした。

　優勝の瞬間にはいなかった功労者イニエスタへの粋な計らい。そして、イニエスタが退団する際には、大迫が最後のロッカールームで「優勝したらまた来てよ」と声をかけていた。

　それだけに、ファンからは「これは胸アツすぎ」「すごい」「泣ける」「感動すら覚える」「このシャーレは貴方と一緒に勝ち取ったシャーレ」「ずっと神戸のファミリー」といった感動の声が上がっていた。