ブライトン監督「日本が大好きだ」 8強敗退を惜しむも複雑な心境吐露「三笘が待ち遠しい」
三笘のクラブ帰還を喜ぶ半面、日本の敗退にも言及
日本代表がアジアカップ準々決勝でイラン代表に1-2で敗れたことで、選手たちは所属クラブに戻っている。イングランド1部ブライトンには、日本代表MF三笘薫が合流するが、ロベルト・デ・ゼルビ監督は日本の敗退を悲しんでいるようだ。英メディア「The Argus」が報じている。
日本は準々決勝のイラン戦で、1-1で迎えた後半アディショナルタイムに与えたPKをMFアリレザ・ジャハンバフシュに決められて1-2で大会を敗退することとなった。この試合に途中出場した三笘は、厳しいマークに苦しみ、決定的な場面を作れずに試合後には呆然とする様子が捉えられた。
ブライトンでは負傷者が出ていたことに加え、三笘やコートジボワール代表FWシモン・アディングラがアフリカ・ネーションズカップに出場していることから、アタッカーが不足していた。しかし、すでにスペイン代表FWアンス・ファティが戦列に復帰し、ここに三笘も予定よりも早くチームに戻ることになった。
三笘の合流を喜ぶ前に、デ・ゼルビ監督は「私は日本の敗退を、とても残念に思う。なぜなら私は日本が大好きだし、日本人が大好きだからだ」と、優勝候補に挙げられていた日本のベスト8敗退に言及。そして「だが、私は私たちの最高の選手である選手を抱きしめられることをとても嬉しく思う。三笘薫は私たちにとって決定的な選手だからだ。彼が私たちのチームでプレーしてくれる姿を見るのが待ち遠しい」と、三笘の合流がチームにとって大きいことを強調した。
アジアカップでは大会前に負った怪我の影響もあり、試合への出場も限定的だった三笘だが、クラブで再びハイパフォーマンスを見せることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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