「スタメン維持難しい」相対評価で“一変”したのは? 英記者がバーレーン戦先発11人を採点

英記者がバーレーン戦の日本代表スタメンを採点【写真:ロイター】
英記者がバーレーン戦の日本代表スタメンを採点【写真:ロイター】

両SBが好調で攻撃活性化…久保&堂安&上田がリズムを作って得点に絡む

 森保一監督の率いる日本代表は1月31日、アジアカップ決勝トーナメント1回戦でバーレーン代表と対戦し3-1の勝利を飾った。かつてアジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ(W杯)を7大会連続で現地取材中の英国人記者マイケル・チャーチ氏が先発メンバーを採点。先制弾のMF堂安律のパフォーマンス向上を称えつつ、失点シーンでは再び厳しい言及もしている。

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 日本代表・バーレーン戦の先発メンバー採点(10点満点)

<GK>
■鈴木彩艶 4点
 バーレーンのゴールの1分前まではすべてが順調だった。足元のプレーは自信に満ちていた。だが、再び以前からの問題が浮かび上がり、ハイボール対応のまずさが不幸を引き起こした。彼が取り組むべき問題だ。

<DF>
■毎熊晟矢 7点
 最終ラインの右に正真正銘のサイドバックを配置することの重要性を2試合連続で強調した。自信にあふれ、見事なシュートで堂安律の先制ゴールを導いた。

■板倉滉 6点
 冨安健洋の隣に戻ってきた。ほかのどの選手と一緒にプレーするよりも成熟し、安定感のあるディフェンスのパートナーに見える。アーセナルの男とのコンビでバーレーンの攻撃を上手く抑え込んだ。

■冨安健洋 7点
 ディフェンスの中心で力強いパフォーマンス。最終ラインを上手くまとめるだけでなく、フィジカルに優れたアブドゥラ・ユスフが引き起こす問題を最小限に抑えた。

■中山雄太 6点
 毎熊晟矢と同様に、純粋なサイドバックを起用することの恩恵をチームにもたらした。前線に出ていく旗手怜央や中村敬斗と連係が良く、安定感とバランスを提供した。

<MF/FW>
■遠藤航 7点
 いつも通りのスタイルで、日本の全体のテンポを決めていた。3日後のさらなる重要な試合に向け、エネルギーの消耗を最小限に抑えるキーマンだった。これぞキャプテンというパフォーマンス。

■久保建英 7点
 ボールを持って活発なプレーを見せただけでなく、日本の2点目の場面ではそのインテリジェンスの高さを示した。ピッチ上のほかの選手が足を止めるなか、このレアル・ソシエダの男は先に得点を決め、質問は後回しにするという冷静さをもっていた。

■旗手怜央 6点
 堅実なパフォーマンスを見せていたが、堂安律の先制点の直後にふくらはぎを痛めて彼のゲームは終わった。日本が中盤で試合のテンポをコントロールしているなかでキーマンとなっていたが、守田英正と交代した。

■堂安律 7点
 毎熊のシュートがポストに当たって跳ね返ったところに素晴らしい反応を見せ、先制点をもたらした。ボールを持っている時は常に脅威となり、セットプレーにも期待が持てた。どんどん良くなっている。

■中村敬斗 5.5点
 三笘薫が復帰した今、日本のスタメンの座を維持するのは難しい。彼のパフォーマンスに問題はなかったが、エリア内への侵入や相手の守備をこじ開けるのに必要なクオリティーを見せることはほとんどできなかった。

■上田綺世 7点
 オウンゴールへの関与には疑問が残るが、見事なフィニッシュで決定的な3点目を挙げ、十分な埋め合わせをした。

マイケル・チャーチ

アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。

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