今季もチェルシーで躍進を支える愛弟子にラニエリ監督が言及

　レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督は、14日のチェルシー戦でキングパワー・スタジアムに凱旋となる昨季リーグ制覇の立役者の1人、フランス代表MFエンゴロ・カンテについて「レスターにいた方が良かった」と口撃に出ている。地元紙「メトロ」が報じている。

　カンテは昨季レスターの心臓部として衝撃的なボール奪取能力を披露し、奇跡の優勝の立役者となった。オフに3200万ポンド（約45億円）の移籍金で加入したチェルシーでも圧倒的な運動量は健在で、チームの首位独走に貢献している。

「私は彼のチェルシーでの仕事ぶりに驚いていない。でも彼は我々となら、もっと良いプレーができた。彼はここに合っている。我々のバッテリーだったんだ。エンゴロがいた時は12人で戦えたんだ。幸運なことに、レフェリーは我々が何人いたのかカウントしなかったからね」

　ラニエリ監督はキングパワー・スタジアムにやってくるダイナモについて、ジョークを交えてこう語った。チェルシー時代よりもレスター時代の方が、より活躍していたと主張。カンテの驚異的な働きは2人分だったと振り返っている。