インドネシアは「ベトナム戦の姿はどこに行った?」 苦戦の日本戦完敗に韓国メディア言及

日本に1-3で敗れたインドネシア代表【写真:ロイター】
日本に1-3で敗れたインドネシア代表【写真:ロイター】

インドネシアは日本に1-3で敗戦

 森保一監督率いる日本代表は、1月24日に行われたアジアカップのグループリーグ第3戦でインドネシアに3-1で勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。試合前、「私が日本のサッカーを一番よく知っている」と語っていたインドネシアのシン・テヨン監督だったが、一方的な展開で敗れる形となり、韓国メディアも「インドネシア、ベトナム戦の姿はどこに行ったのか…」と取り上げている。

 日本は前半2分、FW上田綺世が右サイドのペナルティーエリア内で中央を向くと、相手DFジョルディ・アマトに抱えられて転倒。当初はノーファウルの判定だったが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による介入でオンフィールドレビューが実施されてPKの判定に。これを上田が自ら決めて前半6分の先制ゴールになった。

 1-0で前半を折り返した日本は、後半7分に上田がこの日2点目を奪取。後半43分には相手のオウンゴールで3点目を加え、1点を返されたものの、3-1で逃げ切ってグループ2位での決勝トーナメント進出を決めた。

 日本が前半でボール支配率77%対23%、シュート数7対0(うち枠内1対0)、パス成功率88%対66%、敵陣ペナルティーエリア内タッチ数15対1。試合をとおしても、ボール支配率72%対28%、シュート数14対3(うち枠内2対1)、パス成功率85%対63%、敵陣ペナルティーエリア内タッチ数29対6と差がついた。

 韓国のニュース専門放送局「YTN」は「インドネシア、ベトナム戦の姿はどこに行ったのか…。日本に苦戦」と見出しを打ち、グループリーグ第2戦でベトナムを1-0で破り、大会17年ぶりの勝利を挙げたインドネシアが本来の力を発揮できなかったと指摘。「シン・テヨン監督が日本に苦戦した」と速報していた。

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