シン・テヨン監督率いるインドネシアと24日に対戦

　森保一監督の率いる日本代表は1月24日、アジアカップ・グループリーグD組最終節でインドネシアと対戦する。韓国人のシン・テヨン監督が率いるインドネシアとの対戦を前に、海外メディアは「現地が指摘する日本の3つの弱点」を報じた。

　日本は14日の初陣でベトナム相手に4-2で勝利。しかし、セットプレーから前半2失点をあっさり許すなど守備面での不安も露呈した。続く19日のイラク戦では、高さを生かしたロングボールからの攻撃展開に苦戦。前半の2点差を追い付くことができず、1-2でまさかの敗戦を喫した。

　一方のインドネシアは初戦でイラク相手に1-3で敗れたものの、続く第2節でベトナムをPK弾の1-0で撃破。森保ジャパンの1勝1敗と勝ち点は並ぶが、現時点では得失点差で上回る日本がグループ2位に位置する。

　こうしたなか、韓国誌「フォーフォートゥー」は「日本戦でビッグサプライズ狙うシン・テヨン率いるインドネシア、現地が指摘する日本の3つの弱点」と題し、インドネシアメディア「CNN」が挙げた3つの日本の弱点に注目。森保ジャパンには久保建英（レアル・ソシエダ）や三笘薫（ブライトン）、遠藤航（リバプール）に冨安健洋（アーセナル）など粒ぞろいの選手がいることを挙げつつ「最初の2試合で多くの弱点も露呈した」と指摘する。

　弱点の1つ目は「セットプレー」。実際、ベトナム戦の2失点が生まれたのは相手のコーナーキックとフリーキックからだった。2つ目が「ヘディングの予測に弱い」こと。今大会の失点のうち3つがヘディングでの被弾となっている。そして3つ目には「GKの経験不足」が挙がった。

　記事では「シン・テヨン監督の下、インドネシアとの第3戦に臨む日本。インドネシアでは『やってみる価値はある』という世論が優勢だ」と対戦国側が意気込んでいることも伝えている。引き分け以上で2位通過が決まる日本は、指摘されている部分を修正し、勝利をもぎ取ることができるだろうか。