ブライトンFWファティ、三笘ら不在もアピールできず!? 序列低下の危機を現地報道「悪いニュース」

ブライトンのアンス・ファティ【写真:ロイター】
ブライトンのアンス・ファティ【写真:ロイター】

ファティが2月末まで離脱の模様

 イングランド1部ブライトンは、日本代表MF三笘薫がアジアカップに参戦、コートジボワール代表FWシモン・アディングラがアフリカネーションズカップに出場している。チームにとって主力の離脱は打撃だが、同時に控え選手にとってはアピールのチャンスだ。スペイン代表FWアンス・ファティに期待が懸かるも、スペイン紙「AS」によれば21歳のアタッカーは三笘やアディングラが不在のうちには復帰できないようだ。

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 現在プレミアリーグで8位のブライトンは、1月22日にプレミアリーグ第21節ウォルバーハンプトン戦、続く27日にはFAカップ4回戦シェフィールド・ユナイテッド戦を控えている。アジアカップとアフリカネーションズカップは、ともに2月中旬に決勝が行われることになっており、日本とコートジボワールが勝ち上がれば、ロベルト・デ・ゼルビ監督は長期にわたって2人のアタッカーを欠くことになる。

 そうしたなかで、今季スペイン1部FCバルセロナから期限付き移籍で加入したアンス・ファティは、最も得意とする左ウイングのポジションで存在感を示しておきたいところだったが、それは難しいようだ。

 スペイン紙「AS」は、「スペイン人にとっては悪いニュース以外の何物でもない。イタリア人監督は、常にアンス(・ファティ)が彼にとって重要であると常に明言してきたが、緊急事態において別のオプション、ファクンド・ブオナノッテをジョアン・ペドロとエバン・ファーガソンの背後に起用するほうが結果が出ている。さらに、アンスはアピールの機会も失った。三笘とアディングラの不在は、ブライトンの先発入りに向けたチャンスだったが、彼の復帰は2月末に予定されている。その頃には、デ・ゼルビ監督はすべての選択肢を取り戻している」と、主力不在時にファティが起用できない可能性を報じている。

 昨年11月25日のプレミアリーグ第13節ノッティンガム・フォレスト戦で負傷したファティについて、記事では「アンスが復帰した時にブライトンがどうするのかを見てみる必要がある。現時点で彼の復帰は困難だが、デ・ゼルビ監督はチャンスを与える監督であり、11月25日の負傷からアタッカーもローテーションに戻れるかもしれない。シーズン終盤の伸びが必要な時に、彼はポジションを掴みに行くことになるだろう」と伝えている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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