中村敬斗、A代表6戦6発の「高精度」 驚異の枠内シュート成功率に脚光
ベトナム戦も前半アディショナルタイムに勝ち越し点
森保一監督率いる日本代表は、アジアカップのグループリーグ初戦でベトナムと対戦。激しい点の取り合いとなったなかで、勝ち越し点を奪ったMF中村敬斗のデータに注目が集まっている。
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日本は前半11分、コーナーキックにファーサイドでDF板倉滉が関わり、こぼれ球をDF菅原由勢がシュート。これがさらにこぼれたところをMF南野拓実が冷静に押し込んだ。
しかし前半16分、ベトナムに左コーナーキックをニアサイドで合わせられると、ヘディングシュートはGK鈴木彩艶の頭をふわりと越えてゴールへ。あっという間に同点に追い付かれた。
その後、日本はボールを握るも、逆にカウンターを阻止した菅原がイエローカードを受ける場面が発生。そこで与えたフリーキックをゴール前に入れられると、ファーサイドからのシュートを鈴木が弾いたところを押し込まれてしまい、前半33分に1-2とまさかの逆転を許した。
それでも前半45分、MF遠藤航の縦パスに抜け出した南野がゴール右隅に流し込んで同点に。そして同アディショナルタイム、左サイドでボールを受けた中村は、切り返しで相手守備陣2人を振り切ると、そのまま右足を一閃。強烈なミドルシュートはゴール右に突き刺さった。
データ分析会社「オプタ」は、「中村敬斗は国際Aマッチ通算6試合で6ゴールで、この間に放った枠内シュートがすべて得点に繋がっている(枠内6本、総シュート15本)。高精度」と速報。中村の決定率の高さを称えていた。