移籍市場の人気銘柄となる“ガラスの天才” シティに加え、エバートンも熾烈な争奪戦に参戦

ボーンマスで出場機会を得るMFウィルシャー 移籍市場での評価を着実に高める

 アーセナルからボーンマスに期限付き移籍中のイングランド代表MFジャック・ウィルシャーは長年度重なる故障に苦しんできたが、故障なく出場機会を手にしたことで移籍市場の人気銘柄と化している。

 マンチェスター・シティなどが獲得に乗り出すと報じられるなか、エバートンもウィルシャー獲得の争奪戦に参戦したことが判明した。英地元紙「サンデー・ミラー」が報じている。

 ボーンマスで出場機会を手にした「ガラスの天才」は、移籍市場での評価を着実に高めている。2018年夏に契約満了となるアーセナルに、シティが獲得の打診を送り続けるなか、エバートンのロナルド・クーマン監督も獲得に動き出したという。

 中盤の故障者続出のエバートンは、現在マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFモルガン・シュナイデルランとオランダ代表FWメンフィス・デパイの獲得を狙っているが、ゴール前で違いを作り出すウィルシャーの創造性はエバートンでフィットすると考えているようだ。

 ウィルシャーが今季ボーンマスに移籍する前、日本代表MF本田圭佑の所属するACミランなど様々なクラブから獲得に乗り出していた。ボランチで離脱者が続出しているアーセナルのアーセン・ベンゲル監督もウィルシャー放出を後悔していると明らかにしている。

 ウィルシャーは移籍市場の目玉の一人となるかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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