ナポリOB、古巣に日本代表DF板倉滉の補強を進言 「十分にやれる」「獲得すべき選手なのは間違いない」
候補の1人である20歳DFビティックは「まだ準備ができていない」とバーニ氏は見解
ドイツ1部ボルシアMGの日本代表DF板倉滉は、イングランド1部リバプールとトッテナム、イタリア1部ナポリからの関心が報じられている。そのなかで、ナポリOBは「獲得すべき選手なのは間違いない」と語っている。ナポリ地域のニュースを専門に取り扱うメディア「Napoli Network」が伝えた。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
板倉は2019年1月にJ1川崎フロンターレからイングランド1部マンチェスター・シティへ移籍。シティの選手としては一度も出場機会を得られなかったが、オランダ1部フローニンゲン、ドイツ2部シャルケに期限付き移籍したあと、22年にドイツ1部ボルシアMGへ完全移籍した。
移籍市場のスペシャリストであるジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ記者は、自身の公式X(旧ツイッター)にて「2024年の注目選手の1人である板倉滉は、複数のトップクラブが監視している日本人センターバックだ。リバプールは板倉のパフォーマンスを視察するために、複数回スカウトを送っている。セルティック時代に滉の獲得を望んでいたアンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナムも監視している」と、レポートしていた。
板倉に関しては、昨夏にイタリア1部ナポリが獲得を狙っているとの報道もあった。現役時代にインテルやナポリでプレーした元イタリア代表MFサルバトーレ・バーニ氏はイタリアのテレビ局「Tele A」の番組「Si Gonfia la Rete」で、ナポリの補強候補の1人に挙がっているスパルタ・プラハのチェコ代表DFマルティン・ビティックについて「2003年生まれのビティックはまだ準備ができていない。フィジカルが強い選手だが、特にスピードがあるわけでも、テクニックがあるわけでもない。ナポリは今、彼を必要としていない」と語ったうえで、板倉にも言及したという。
「板倉はすでに準備が整っており、ナポリでも十分にやれるだろう。獲得すべき選手なのは間違いない」
板倉は1月12日にカタールで開幕するアジアカップの日本代表メンバーに選出されているが、今後どのような動きがあるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)