岡崎不発も…米メディアは無尽蔵のスタミナを絶賛 チーム最高評価「決して走ることを止めなかった」

攻撃の課題浮き彫りも運動量が評価された岡崎 次節はヴァーディが出場停止から復帰

 レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司は現地時間2日のミドルスブラ戦で2試合ぶりに先発起用され、トップ下の位置で好守に奮闘。後半29分で途中交代するなど不発に終わったが、米メディアからはその無尽蔵のスタミナを絶賛され、チームトップ評価を与えられている。

 イングランド代表FWヴァーディが出場停止、クラブ史上最高額で獲得したアルジェリア代表FWスリマニが発熱で欠場。レスターは1トップに高さのあるFWウジョアを起用し、岡崎はトップ下で起用され、ピッチをところ狭しと走り続けた。

 米スポーツ専門テレビ局「ESPN」の採点で、岡崎は10点満点中7点。試合はスコアレスドローに終わったが、守護神GKシュマイケル、主将DFモーガン、DFフクスと並んでトップタイ評価となった。「ほとんどのボールをボロ(ミドルスブラの愛称)のボックスの外で見ていた」と攻撃面の課題は浮き彫りとなったが、「決して走ることを止めなかった」と絶大な運動量が高評価につながった。

 1月にアフリカネーションズカップでチームを離れるMFマフレズはワーストの5点だった。ヴァーディとの二枚看板で初優勝を支えたレフティーはここまで20試合で3得点。17得点を決めた昨季の爆発力は鳴りを潜めている。

 次節はヴァーディが出場停止から戻ってくる。スリマニ不在のなか、昨季の黄金コンビ復活が予想される。侍ストライカーのさらなる活躍に期待が懸かる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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