ブライトン、SBの負傷者続出…次はGKを起用? 野戦病院化で「新しい解決策」を監督“提案”

ジョエル・フェルトマンが負傷交代【写真:ロイター】
ジョエル・フェルトマンが負傷交代【写真:ロイター】

アーセナル戦でジョエル・フェルトマンが負傷交代

 日本代表MF三笘薫が所属するイングランド1部ブライトンは現地時間12月17日にプレミアリーグ第17節でアーセナルと敵地で対戦。0-2で敗れ、9位に転落した。サイドバック(SB)に離脱者が多いなかで、この試合でも右SBのオランダ代表DFジョエル・フェルトマンが負傷交代。野戦病院化するチームの現状に頭を抱えているロベルト・デ・ゼルビ監督のコメントを英地元紙「The Argus」が報じている。

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 三笘と左サイドで好連携を築くエクアドル代表DFペルヴィス・エストゥピニャンやガーナ代表DFタリク・ランプティ、イングランド人DFアダム・ウェブスターが不在のなかで、ブライトンは左SBに中盤が本職のMFジェームズ・ミルナーを起用せざるを得ない苦しい状況。さらにアーセナル戦でこの状況に追い打ちがかかった。

 前半20分、フェルトマンがFWガブリエウ・マルティネッリとマッチアップした際に右膝を痛め、その後に途中交代。デ・ゼルビ監督は18歳のイングランド人MFジャック・ヒンシェルウッドを緊急起用せざるを得なかった。

 デ・ゼルビ監督は「重要な問題だ、彼は膝に痛みを感じていた。膝の問題はいつでも難しいものだ」とフェルトマンの状態について言及。さらに「新しい解決策を探している。おそらく新しいフルバックは(GKの)ジェイソン・スティールだ」とジョークを交えつつ、苦しいチーム事情について語っていた。

 負傷者たちの早期復帰に期待が待たれるが、デ・ゼルビ監督はエストゥピニャン、ランプティ、ウェブスターの復帰について「おそらくまだ何週間も必要だ」と話している。ブライトンが歩む厳しい道のりはまだまだ先が長そうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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