J内定選手を2人擁する桐光学園が初戦敗退! 名将・小嶺監督率いる長崎総科大附が2-0と快勝

開始早々、FW宇高のパスに反応したFW右田が先制弾 MF薬真寺の追加点で勝負あり

 第95回全国高校サッカー選手権大会の1回戦、桐光学園対長崎総科大附が31日に等々力陸上競技場で行われ、長崎総科大附が桐光学園に2-0で勝利して2回戦進出を決めた。

 試合は開始早々に動いた。前半7分、長崎総科大附FW宇高魁斗の短めのスルーパスにFW右田翔が反応し、ボックス内で右足を一閃。ゴール左隅に決め先制点を奪った。時間が経つにつれ次第に桐光学園が盛り返すも、前半は長崎総科大附の1点リードで前半を折り返した。

 後半も一進一退の展開が続いたが後半29分、長崎総科大附が試合を決定づける。攻撃に枚数を割く桐光学園の守備の手薄さを突いてボックス内に侵入すると、長崎総科大附FW安藤瑞樹が相手DF陣を引きつけ横パス。フリーで受けたMF薬真寺孝弥が冷静に右足でゴール左隅に流し込み、追加点を挙げた。

 2点のビハインドで戦意を失った桐光学園は、その後押し込まれる展開が続き、試合は2-0で終了。茂木秀(GK/C大阪)、タビナス・ジェファーソン(DF/川崎F)らJリーグ内定のタレントを揃えた桐光学園だったが、初戦で姿を消すこととなった。長崎総科大附は名将・小嶺忠敏監督の下で最高の船出を切った。

【了】

城福達也●文 text by Tatsuya Jofuku

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング