川崎・鬼木監督、苦しんだ天皇杯Vに感慨 「タイトル獲らないと分からないことある」

川崎の鬼木達監督【写真:徳原隆元】
川崎の鬼木達監督【写真:徳原隆元】

柏とのPK戦制し、3大会ぶり2回目の優勝

 第103回天皇杯全日本サッカー選手権大会は12月9日に国立競技場で決勝戦を行い、川崎フロンターレと柏レイソルによる一戦は両者無得点によるPK戦で異例の10人目までもつれ込んだ末、川崎が3大会ぶり2回目の優勝を果たした。鬼木達監督は、苦しんだ末のタイトル獲得に「諦めずにやることができた」と感慨深く語った。

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 川崎は序盤から柏に押し込まれながらも、無失点で抑えて延長戦に突入。その延長戦でも攻め込まれるシーンがありながらも、GKチョン・ソンリョンの好守でしのぎ切るとPK戦へ。異例の10人目までもつれ込んだ末、後攻の柏GK松本健太のキックをチョン・ソンリョンがセーブして決着が付いた。

 試合後、鬼木監督は今季を振り返りながら「本当に苦しいシーズン。今日のゲームも自分たちらしさは出せなかったが我慢強く、今のチームを象徴しているようにゼロで抑えて、諦めずにやることができた」と、今季初タイトルに感慨の様子を示し「苦しんだだけ選手が成長していると思っている。これを続けたい。タイトルを獲らないと分からないこと、獲り続けないと分からないことがあるので、獲り続けたい」と、さらなる成長を見据えた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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